関節リウマチ

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

タイトルにもある「関節リウマチ」という名前は何となく一般的にも聞いたことがある方はいるのではないでしょうか?

ときわ台接骨院に来院される患者さんの中にも、指や手首が腫れて痛いと関節リウマチではないのかと心配になられる方も結構いらっしゃいます。

 

関節リウマチは「自己免疫疾患」「膠原病」というカテゴリーに入ります。

 

人間のからだは外部からウィルスが入ったり、からだに害を及ぼすことが起きると自分の体の細胞が侵入してきた異物を攻撃して倒してくれます。これを「免疫」といいます。

この免疫が、侵入者ではなく、自分自身を攻撃してしまう誤作動が「自己免疫疾患」です。

膠原病は自己免疫反応によって全身、多臓器に障害をきたす疾患の総称をいいます。

この自己免疫の異常が全身の関節に及ぶので「関節リウマチ」というのです。

 

ちなみにリウマチとは、ギリシャ語の「流れ」を意味する単語が変化したもので、「悪い液体が体内に滞留して疼痛を生じる」という古代ギリシャの考えに由来しています。

 

リウマチは、圧倒的に女性に多く、30~50歳代に発症します。手の指、手首、足の指、肘、膝に炎症・腫脹・疼痛が起こります。特に特徴的なのは左右対称に症状が出ることです。どこか一部分だけの関節が痛む場合は、リウマチではない可能性が高いです。

 

指の症状で特徴的なのは、第二関節に症状が出ることです。第一関節であれば、変形性関節症(へバーデン結節)の可能性が高いです。

リウマチを確定させるためには、画像診断(レントゲン等)や、血液検査でリウマトイド因子などの抗体の有無といった所見などでトータル的に判断する必要があります。リウマチと確定されれば、まずは薬物療法が中心となります。現在は薬が昔に比べるとだいぶ進歩しており、早い段階で投薬治療を行えば、疼痛・変形を抑えることができます。

 

しかし投薬で炎症、変形を抑えても、からだのこわばりや重苦しさが改善しない場合が多いので、そういった症状は病院での投薬治療と並行して接骨院でケアすることも可能です。

 

もしからだのことで不安なことがありましたら気軽にご相談ください。

これからもよろしくお願いします。

 

富士吉田市の地域密着型接骨院 ときわ台接骨院

 

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL