高齢者の骨折
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今の時代、高齢化社会、超高齢化社会などと言われています。医学の進歩によってさまざまな病気は早期発見、早期治療によって改善し、平均寿命も伸びてきています。その中でも問題なのは、内臓は丈夫なのに、些細なケガによって動けなくなり、「寝たきり」の状態になってしまうことです。
特に骨折をしてしまうと長期安静、固定が必要となるため動けなくなってしまう場合が多いです。
高齢者の骨折で代表的なのは、
「大腿骨頸部骨折」「腰椎圧迫骨折」「橈骨遠位端骨折(コーレス骨折)」「上腕骨外科頚骨折」です。
特に大腿骨と腰椎は骨折してしまうと体を起こしたり、立ち上がることができなくなってしまうため、寝たきりのリスクが高くなります。
橈骨と上腕骨は起立、歩行の支障は少ないですが、広範囲で固定を行うため、筋力低下や拘縮が起こりやすく、日常生活に支障をきたしてしまいます。
若い方と違い、高齢の方は運動量が少なくなると、すぐに筋肉が衰えてしまうため、固定の仕方や期間、固定除去後の機能訓練などを細かく考える必要があります。
骨折は転倒することで起きてしまいます。お店などはバリアフリー化が進んでいますが、昔ながらの家だと段差が多かったり、布団でつまずいたりなど,意外と家の中での転倒が多いので注意しましょう。
転倒しないように普段から足をあげるための筋力や可動域を維持、向上していく必要もあります。最近は町で高齢者体操教室なども開催されたりするのでそういったものに参加するのもよいと思います。
ときわ台接骨院でも、施術の中で運動のアドバイスや実際に一緒に筋力運動やストレッチなども行ったり致しますので、ご相談ください。
これからもよろしくお願いします。
富士吉田市の地域密着型接骨院 ときわ台接骨院
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