ドケルバン病の予防(手を傷めない赤ちゃんの抱っこ方法♪)
いつもご覧いただきありがとうございます。
最近テレビやインターネットニュースで、音楽グループのSEKAI NO OWARIのSaoriさんが産後に「ドケルバン病」に罹患していたという話題を目にしました。
「ドケルバン病」は狭窄性腱鞘炎の一つで、以前ときわ台接骨院のブログでも紹介したことのある臨床の現場でも多い疾患です。(ブログはこちらから)
特に女性に多く、産後のママさんが苦しんで来院されることが多いです。
?なぜ産後の女性に多く見られるのか?
①普段の抱っこや授乳、沐浴などの際に親指に力を入れて頭を支えてしまうため
②女性ホルモンの影響で腱鞘がむくみやすく、刺激を受けやすいため
・・・などが理由として考えられます。
基本は安静にすることで炎症は落ち着くのですが産後のママさんはそんな暇はありません。
そのため普段の抱っこの方法を見直して、指に負担がかからないようにする必要があります。
ポイントは
①赤ちゃんをなるべく体幹に寄せて抱く
②頭を手ではなく腕に乗せて支える
この二つを気を付けるだけでも親指の負担量が減り、痛みが軽減します。
写真は参考例ですが、腕の中に赤ちゃんのお尻をすっぽり入れてあげるイメージで抱っこしています。
その後の再発予防のためにも、負担を減らす抱っこ方法を知ることは重要です。
治療としては、炎症や痛みが強く指が動かせないほどの症状の場合は、包帯・アルミの板を使って3日くらいの固定が必要となります。
ときわ台接骨院では産後のからだのお悩みも受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
これからもよろしくお願いいたします。
富士吉田市の地域密着型接骨院 ときわ台接骨院
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