足の捻挫(ねんざ)
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日はケガの中でも多い足の捻挫(ねんざ)についてお話します。
足をくじいた、足をひねったというケガは非常に多く、スポーツや仕事、日常生活の中でもいろんなシチュエーションで起こりうるケガです。
足の捻挫はひねった方向、ひねりの強さによって痛める場所、損傷の程度が決まります。
つま先が何かに引っかかって、外くるぶしが、地面に付く方向に(足裏が反対側に向くように)捻ってしまうことが多く、「足関節内反捻挫」といいます。
ひどい時は骨折になる場合もありますが、ほとんどは筋肉を伸ばしてしまうか、靭帯を伸ばしてしまうかのどちらかです。
筋肉を伸ばした場合は・・・1週間の包帯固定で落ち着く場合が多いですが、靭帯は簡単には治りません。靭帯は筋肉に比べると血液分布が少なく、修復する力が弱いのです。
内反捻挫の場合は・・・外くるぶしの前側にある「前距腓靭帯」を痛める場合が圧倒的に多いです。これを伸ばしただけでも4~5週、靭帯を断裂してしまうと6~10週はかかってしまいます。いかに早く固定をして、炎症、腫れを抑えることが重要となります。
ときわ台接骨院では、なるべく日常生活の支障が出ないように施術を進めます。まず固定はしっかり杖なしで床に脚がつけるように、靴が履けるようにテーピングで固定をします。テーピングだと強度が心配とおっしゃる方もいますが、テーピングの本数、巻き方を工夫するだけでギプスに匹敵する強度にすることができます。これを基本的には巻いた状態を継続し、1週間単位で巻き替えます。
一か月くらいで痛めた靭帯が修復され徐々に強度が出てきます。そのタイミングで固定を包帯固定、サポーターへと切り替えていきます。それと同時に足首を支える筋肉が弱っているので筋力運動も行います。筋肉が安定することで疼痛も軽減し、再発予防につながります。これだけのプロセスを踏んで治癒となります。
ケガをすると動けない時期があり、気持ち的にも落ちてしまうこともありますが、一緒によくなることを考えて頑張っていけたらと思いますので、困ったときはご相談ください。
これからもよろしくお願いします。
富士吉田市の地域密着型接骨院 ときわ台接骨院」
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