手のしびれ②
いつもご覧いただきありがとうございます。
前回は手根管による正中神経の障害についてお話しましたが、
今回は日常生活の中で意外と多い症状の「橈骨(とうこつ)神経」の障害についてお話します。
橈骨神経は脇の下から出てきて、上腕骨の後ろから側方をまわり、手の先のほうに走行しています。
これが障害されると手の甲の親指側がしびれます。
さらに圧迫がひどいと手首と指が伸ばせなくなります。この状態を「下垂手」といいます。
神経障害は神経が圧迫されることで起こります。
橈骨神経は腕の使い過ぎなどで起こることは少なく、
・同じ姿勢で長い時間、腕が何かに圧迫してしまったとき
・夜寝ていて腕が体の下敷きになってしまったり、誰かと寝ていて腕枕をしていた時 など・・・
この場合は神経を傷つけているわけではないので、圧迫がとれて時間がたてば自然に回復する場合が多いです。
しかし突然朝起きたらしびれて、手が動かないとパニックになってしまう方もいらっしゃるので、もしこのような状況になってしまった方は、早めに相談していただければしっかり判断、処置を行いますのでご安心ください。
これからもよろしくお願いします。
富士吉田市の地域密着型接骨院 ときわ台接骨院
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。
- トラックバック URL
この投稿へのコメント